サブカル備忘録

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アニメ、映画、音楽、本

SFとすこしフューチャー

 

2112年の日本はどうなっているのか?

2112年の日本では、東京でのオリンピックなどとうの昔になっており、そこには高度な管理監視社会が形成されている。その管理の中核を担うのが、シビュラシステムである。このシステムは人間の精神状態を診断し数値化することで、その人が犯罪を起こすような状態であるかどうかを判断する事ができる。この犯罪を起こす前の人は、潜在犯と呼ばれ、公安局が取り締まっている。。。

 

ここまで書くと何の話か分かる人もいるかもしれないが、アニメPSYCHO-PASS(サイコパス)の話である。

一般的に、サイコパスと言えば、猟奇的な殺人鬼イメージする人が多い。例えば、映画「悪の教典」では、伊藤英明が演じた教師のように、次々と生徒を笑顔で殺す冷酷な殺人鬼として描かれている。また、多くの海外ドラマも猟奇殺人鬼を新人美人警官とイケメンデカが捕まえるようなストーリーである。ただ、このアニメには猟奇殺人を解決することを基盤としながらも、その世界や社会システムについてのリアリティーが魅力である。

小説 劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス

小説 劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス

 

 

フィクションが先か、リアルが後か?

こんな記事を先日見つけた。

business.nikkeibp.co.jp

これはまさにアニメに出てきた潜在犯を見つけるシステムではないか。しかもこれが日本で取り入れられようとしている。つまり、アニメの世界が現実になろうとしている。

 

また、潜在犯という概念は、他の作品にも登場する。洋画で言えば、トム・クルーズ主演のマイノリティ・リポートがある。この映画についてもまた後日詳しくは書くが、この作品では犯罪予測がビッグデータによりなされる未来が描かれている。その世界の中でトム・クルーズ演じる主人公が潜在犯と認定され、突然組織に追われるようになる。というあらすじである。

このビッグデータを用いた犯罪予測も すでに実用化に向けて研究が進められている。

sign.jp

 

 

うそのSFがホントになる未来

このようにフィクションの作品が、100年以内の近未来を描くことは多くなってきた。それはある意味、未来を軽く予測することが容易になってきたとも考えられる。つまり、かつてタイムマシンという装置を考えるよりも、今の方がリアルなSFを描くことは容易である。

しかし、かつてSFの想像力はドラえもんやタイムマシンを生み出した。もしくはiPhoneWindows95などは、魔法の箱のような存在であった。現在、このフィクションの想像力を現実が塗り替える時間がとても短くなってきている。PSYCHO-PASSマイノリティ・リポートなどの犯罪予測はその一例にすぎない。

今、SF映画を見ることは、すぐに訪れる未来を考えることに直結するかも知れない。

 

PROPLICA ドミネーター

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