サブカル備忘録

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愛のむきだし

・むき出しの愛ほどメンヘラなものはない

・けれども、壊れやすいからこそ愛しい
 
園子温監督作品「愛のむきだし」を見た
実話を基にした作品であり、同じ園監督の作品では他にも「冷たい熱帯魚」などがある
 
この映画、上映時間は4時間である
4時間飽きずに見れる、飽きずにというよりも、フレンチのフルコースにイタリアンのフルコースに懐石料理にラーメン二郎みたいなボリューム感がある
今はそのボリュームを消化するのに忙しくなっている
けれども、それも娯楽としての映画、エンターテイメントとしての映画として良いと思う
 
消化しきれてない僕なりに考えるなら
むきだし愛はメンヘラだ
メンヘラというのはいわゆるメンヘラと世間で軽視されているものという意味で使う
ただ、メンヘラだからこそあまりに素直であまりに馬鹿であまりに気持ち悪くあまりに美しいものだと感じる
そんな感情にさせてくれるのだから、悪くないものなのかもな、とか思ったりする

 

愛のむきだし (小学館文庫)

愛のむきだし (小学館文庫)