2018年春アニメ、何を見ればいいのか?
毎年クールが変わることで季節を感じています、まちだねこです。
結局、毎クールごとで最終回を迎えて新しいアニメが始まり、結局、何を見るか悩む。そもそも見るまでは何が面白いか話題になるか分からないのに、一話で決めるのも難しい。
ただ、各クールをなんとなく見ているとアニメ業界のトレンドが見えてくる。そんな全体の視点から今回の2018年春クールを考えていきます。
続編ばかりの2018年春アニメ
特に2018年の春クールは、最近の傾向が恐ろしく出ている。それは、過去作のリメイクおよび続編です。
上げられるだけでも、東京グール、シュタインズゲート、銀河英雄伝説、キューティーハニー、キャプテン翼、ペルソナ、ルパン三世。また、昔の漫画のアニメ化もあります。バナナフィッシュ、ピアノの森、メガロボクスというアニメは原案が「あしたのジョー」という異色作です。
この傾向は日本だけでなく、ハリウッド映画でも顕著です。アベンジャーズシリーズはその際たるで、マーベル作品以外のキャラクターもどんどん巻き込むことで、各作品のファンを取り込むことはもちろん、そこから別のキャラクターのファンになってもらえるような導線を作っています。
結局、何を見ればいいの?
過去作品の成功にすがりつく形での映像化は、商業的な成功はかなり固いし、ビジネスとして考えると安牌です。ただ、過去作を見ていた人に閉じてしまう傾向にあり、新規ファンに向けて開きにくい傾向があります。
過去に、こんな記事を書きました。
そこで論じたように、もはや、アニメオリジナルストーリーはNetflixなどサブスクリプションサービスの資金のもとでないと制作できません。だからこそ、続編だらけになっていくのです。
ただ、有名作品の続編やリメイクはある程度知名度がついてくるので、自由に冒険できるというメリットもあります。
だからこそ、今回は、リメイク物をどれだけ面白くするかに着目したらよいのではないでしょうか。