昔の音楽を聴くと、忘れてた記憶が蘇る
こんにちは、まちだねこです。
シャッフル再生で昔よく聴いていた音楽が急にかかったり、テレビで懐メロが流れたりした瞬間に忘れていた記憶が蘇ることありますか?
今回ご紹介する映画は、そんな人生と音楽が密接に結びついた映画「ベイビー・ドライバー」です。
『ベイビー・ドライバー』あらすじ
類まれなる運転テクニックを持つ主人公ベイビーが借金を返すために犯罪者の運び屋となる。ただ、ベイビーは幼いころのトラウマで耳鳴りがやまないため、常にイヤホンをして音楽を流している。
ベイビーはある日、恋に落ちる。ただ、犯罪の片棒を担いでいるベイビーは素性を明かすことはできない。しかし、その子もベイビーの仕事によって犯罪にまきこまれていく。
物語は音楽で彩られる
この映画は世間的には音楽と映像の高いシンクロ率で評価されている。主人公ベイビーの耳鳴りがすごくて音楽を常に聴いている設定はもはや、音楽を映画内で使うための口実にすぎないとさえ思えるくらい、音楽と映像がシンクロしている。
ただ、その撮影編集技術の話をここでしたいわけではない。僕らは別に闇の犯罪組織と関わり会いがなくても、音楽を聴いて生活している。それくらい生活の中で音楽は当たり前の存在になっている。
このベイビー・ドライバーは監督のプレイリストを基に映画が作られた。つまり、音楽が先にあって物語が作られた。だからこそ、音楽と物語がシンクロした最高のエンターテイメント作品が出来上がった。
物語にBGMはつきものだ、もしくはBGMに物語はつきものだ、とも言える。この両方の関係は今までの映画では意外と重視されていなかったように思える。現実の捉え方としても、音楽が先にあってストーリーができあがることもあるのではないだろうか?例えば、音楽を聞きながら歩いているとなんとなく自分が強くなったり、感傷的になったりするあれはその代表だ。
音楽を自分の人生に重ね、むしろ寄せていく行為がこんな気分にさせている。「音楽に背中を押される」とか「音楽に助けられる」というのは、こういうことを指すのじゃないだろうか?
きっとこの映画を見終わった後、今まで好きだった音楽が自分の人生のいろいろな場面で脳内に流れて、人生をいかに彩ってきたかに気付かされるだろう。
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